tabuchi:sdebug
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SDebug : Stars モニタープログラム
Stars サーバに Debugger という名前で telnet 接続した時の作業を行いやすくするため GUI を提供する wrapper プログラムです。 Stars のクライアントプログラムを作成しているときのバグ取り作業や、新しく導入したクライアントの動作の確認などに役立ちます。
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実行ファイルのパッケージ (Windows版, 2015.06.17)
SDebug には以下のような特徴が有ります。
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Starsサーバとの接続、サーバとクライアントの間でやり取りされるメッセージの、サーバを通じたメッセージの送信、等を GUI を通じて行えます。
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表示されるメッセージはメモリが許す範囲で可能な限り過去まで遡れます。
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サーバを通じて送ったメッセージは記憶され、再送が可能です。
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2015.6.17 : ひとつ前のバージョンから、stars サーバの listnodes コマンドを利用して、stars サーバが認識しているドライバの一覧を取得し、コマンド送信の際の送信先をその一覧から選べるようにした。その際、ノード名の取り扱いを忘れていて、例えば simmotor.ch0 GetValue というコマンドの送信ができなくなっていた。この点の修正。
現在の動作は以下の様になっている
注意
Stars には、同じ名前のクライアントが二つ接続できません。そこで、SDebug は複数接続できるように、Debugger, Debugger1, Debugger2,… などの名前を選んで Stars に接続できるようになっています。ただし配布されている Stars サーバには、メッセージモニタ用の「Debugger」は1つしかありません。そこで、Debugger1, Debugger2,… 等の名前で接続する場合、Stars サーバ側に変更が必要です。 具体的には takaerv (Stars サーバの本体。perl のプログラムでテキストファイル)の下記の行の下に、
takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger'}){ takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger'};
次の様な行を追加し、
takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger0'}){ takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger0'}; takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger1'}){ takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger1'}; takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger2'}){ takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger2'}; takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger3'}){ takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger3'}; takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger4'}){ takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger4'};
さらに、takaserv-lib フォルダ/ディレクトリの中にある、Debugger.key をコピーして、Debugger1.key, Debugger2.key… を作ると Debugger 以外に Debugger1, Debugger2,… の様な名前で接続が可能になります。
履歴
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2015.6.5 公開を開始しました。
tabuchi/sdebug.1434603525.txt.gz · 最終更新: 2015/06/18 04:58 by 127.0.0.1