ユーザ用ツール

サイト用ツール


qtxtop

文書の過去の版を表示しています。


QtXTop : FLIライブラリを利用して CCD カメラ等を使用するための Stars ドライバ 

FLIのライブラリを使用し、FLI のライブラリに認識されるCCDカメラに対して Stars 経由でコマンドを送って制御する為の Strs ドライバです。

  • 実行ファイルのパッケージ(Windows版, 2016.02.18)
    実際にX線を使って正しく撮影されているかどうかは確認していません。
    光がない状態で、実装されているコマンドを送って応答が正しいこと、撮影コマンドを送った時内部状態が正しく遷移しデータファイルができること、は確認してあります。

履歴

  • 2016.2.18 : この Wiki ページでの公開を開始しました。

簡単な説明 :

QtXTop の設定ファイル(config.cfg)の内容
—————————————————————————————-
STARS_IP 192.168.11.111 # Stars サーバの IP アドレス
STARS_PORT 6057 # Stars サーバの Port 番号
KEY_FILE_NAME QtXTop # Stars のコネクション確立に使う Key ファイルの名前
NAME_ON_STARS QtXTop # Stars 上で名乗る自分の名前
 
CAMERA_NO 0 # PC に FLI ライブラリが認識する複数のカメラがある場合、何番目のカメラを制御するかを指定
—————————————————————————————-
 
 
—————————————————————————————-
QtXTop が認識する Stars 経由のコマンド
—————————————————————————————-
IsBusy : 引数 無し : 撮影中は 1 そうでなければ 0 を返す
 
GetLibVer : 引数 無し : ライブラリのバージョンを表す文字列を返す
GetModel : 引数 無し : モデル名を表す文字列を返す
GetSerialSTR : 引数 無し : シリアル番号を表す文字列を返す
GetHWRev : 引数 無し : ハードウエアのバージョンを表す数字を返す
GetPixSize : 引数 無し : ピクセルサイズを表す 2つの数字を返す
GetArrayArea : 引数 無し : デバイスのピクセルサイズ?を表す 4 つの数字を返す : 0 0 3448 2574
GetVisArea : 引数 無し : デバイスの有効サイズ?を表す 4 つの数字を返す : 43 46 3369 2550
SetTemp : 引数 1つ : 温度を設定する(実数、℃)
GetTemp : 引数 無し : デバイスの CCD温度と、ベース温度を示す2つの数字を返す
GetCCDTemp : 引数 無し : デバイスの CCD温度を返す
GetBaseTemp : 引数 無し : デバイスの ベース温度を返す
GetCoolerPWR : 引数 無し : クーラーパワーの数値を返す
 
SetBin : 引数 3つ : bin を設定する。hbin, vbin, rbin の順 デフォルトは全部 1 : SetBin 1 1 1
GetBin : 引数 無し : bin を表す3つの数字を返す。 hbin, vbin, rbin の順 : 1 1 1
SetRBIFlushes : 引数 1つ : 何回 RBI Flush を行うかを指定 (デフォルト は 0)
GetRBIFlushes : 引数 無し : 設定されている RBIFlushes の数字を返す
SetRBIExpTime : 引数 1つ : RBI Flush に際して露光を行う時間を指定。デフォルトは 500 (500ミリ秒?)
GetRBIExpTime : 引数 無し : 設定されている RBIExpTime の数字を返す
SetTDIRate : 引数 1つ : 本番撮影の際の TDI Rate を指定。デフォルトは 0
GetTDIRate : 引数 無し : 設定されている TDIRate の数字を返す。
 
SetImages : 引数 1つ : 連続して何枚イメージを撮影するかの指定。デフォルトは 1
GetImages : 引数 無し : 設定されている Images の数字を返す。
SetExpTime : 引数 1つ : 本番撮影の露光時間を指定。デフォルトは 500 (500ミリ秒?)
GetExpTime : 引数 無し : 設定されている露光時間を返す。
SetInterval : 引数 1つ : 複数枚イメージを取る際、間を開ける時間。デフォルトは 0。現在内部では使われていない(無効)。
GetInterval : 引数 無し : 設定されている Interval を返す。
SetFileName : 引数 1つ : 撮影されたデータを保存するファイル名の設定。
               実際の保存の際には、指定された名前にイメージ番号を付け加えた名前になります。
GetFileName : 引数 無し : 設定されているデータファイル名を返す。
Exposure : 引数 無し : 撮影
 
EvChangedIsBusy : QtXTop 側から能動的に発生するイベントメッセージ。撮影が始まるった時点で 1, 終わった時点で 0 が発生。

qtxtop.1455792273.txt.gz · 最終更新: 2016/02/18 10:44 by mtab