ユーザ用ツール

サイト用ツール


howtoaccess

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
howtoaccess [2023/03/30 07:53] – [もっと具体的には ?] mtabhowtoaccess [2023/09/20 05:00] (現在) mtab
行 13: 行 13:
 ===== クロノスにアクセスする方法 ===== ===== クロノスにアクセスする方法 =====
  
-==== ssh でアクセスする ====+ ssh でアクセスする\\ 
 +   ssh のポートは開いてるので、学外からでも ssh でアクセスできます。\\ 
 +   Windows からなら、gitbash ( https://gitforwindows.org/ ) を入れるのがオススメ。 
 +   昨今だと powershell で良いのかもしれませんが、そちらは知りません。
  
-ssh のポートは開いてので、学外からでも ssh でアクセスできま + - GUI も使え状態でアクセスす 
-Windows からなら、gitbash ( https://gitforwindows.org/入れるのがオススメ。 +   ssh 起動す際 -Y オプションをつければ X プロトコル通るの、 
-昨今だと powershell のかもしませんがそちらは知りません+   適切に設定されていれクロノス上で開いた GUI Window を手元の PC 上に表示できる状態になりま
  
-==== GUI も使える状態でアクセスする ==== + - ファイル転送する 
- +   ssh/sftp サポートしているプログラムならアスできます。\\ 
-ssh を起動す際 -Y オプションをつければ X のプロトコルが通るので、 +   windows からアクセするなら filezilla がおすすめです。
-適切に設定されていれば、ロノ上で開いた GUI Window を手元の PC 上に表示できる状態にります。+
  
 ===== もっと具体的には ? ===== ===== もっと具体的には ? =====
行 29: 行 31:
 Windows での作業を想定しています。 Windows での作業を想定しています。
  
-  **<color #ed1c24>(一回だけ)</color>** 手元の PC に gitbash をインストールしましょう \\+  * **<color #ed1c24>(一回だけ)</color>** 手元の PC に Xサーバ(X11サーバ) をインストールしておきましょう \\ 
 +    [[https://sourceforge.net/projects/vcxsrv/|vcxsrv(Xサーバ)入手先]]\\ 
 +    こんなロゴです。{{:vcxsrv.png?direct&50|}}\\ 
 +    これはクロノスの GUI を Windows 側に表示するための準備です。 
 +  * **<color #ed1c24>(一回だけ)</color>** 手元の PC に gitbash をインストールしましょう \\
     [[https://gitforwindows.org/|git for Windows(gitbash)入手先]]\\     [[https://gitforwindows.org/|git for Windows(gitbash)入手先]]\\
-    こんなロゴです。{{::git_logo.png?direct&50|}} +    こんなロゴです。{{::git_logo.png?direct&50|}}\\ 
-  **<color #ed1c24>(一回だけ)</color>** 後々のために ssh の公開鍵を作っておきまます\\+    これはクロノスに公開鍵認証でログインするための準備です。 
 +  **<color #ed1c24>(一回だけ)</color>** 後々のために ssh の公開鍵を作っておきまます\\
     上記 bash のロゴのアイコンをダブルクリックして bash を起動します。\\     上記 bash のロゴのアイコンをダブルクリックして bash を起動します。\\
     起動した CUI(文字入力ベースのユーザーインターフェイス) 上で、ssh-keygen を起動します。\\     起動した CUI(文字入力ベースのユーザーインターフェイス) 上で、ssh-keygen を起動します。\\
-    ssh-keygen [Enter]\\ +    <code> 
-    幾つか入力を促する質問が表示されますが、全部何も入力せず[Enter]だけ入れて飛ばして下さい。+ssh-keygen [Enter] </code> 
 +    幾つか入力を促する質問が表示されますが、全部何も入力せず[Enter]を押して飛ばして下さい。
     すると、自分のユーザーフォルダの直下に .ssh という名前のフォルダができてその中に id_rsa というファイルと     すると、自分のユーザーフォルダの直下に .ssh という名前のフォルダができてその中に id_rsa というファイルと
     id_rsa.pub という2つのファイルができます。\\     id_rsa.pub という2つのファイルができます。\\
-<WRAP center round important 60%+<WRAP center round important> 
-    この2つのファイルはペアになっています。\\ +    この2つのファイル(id_rsa と id_rsa.pub)はペアになっています。 
-    id_rsa は秘密鍵です。絶対に!!! コピーしたり、メールで送ったり、他の人に渡したりしないで下さい !!!+    片方のファイル、id_rsa は秘密鍵です。 
 +    絶対に!!! コピーしたり、メールで送ったり、他の人に渡したりしないで下さい !!!
 </WRAP> </WRAP>
- +  * **<color #ed1c24>(一回だけ)</color>** クロノス自分の公開鍵登録しましょう\\ 
-  - **<color #ed1c24>(一回だけ)</color>** 手元の PC に Xサーバ(X11サーバ) インストールておきましょう \\ +    引き続き bash の CUI の中で次の作業を行います。 
-    [[https://gitforwindows.org/|vcxsrv(Xサバ)入手先]]\\ +    - 作業フォルダを .ssh に移します\\ 
-    こなロ{{:vcxsrv.png?direct&50|}} +      <code> 
-  **<color #ed1c24>(一回だけ)</color>** クロノスに IP アドレスでなく名前でアクセスできるようにしましょう \\+cd .ssh [Enter] </code> 
 +    - 今作った id_rsa.pub を持っていった先で紛らわしくないように別の名前のコピーを作っておきます。 
 +      <code> 
 +cp id_rsa.pub id_rsa.pub.any-uniq-name </code> 
 +    - 今作ったコピーをクロノスに転送します。 
 +      <code> 
 +sftp tablab@133.6.107.213 [Enter] 
 +     -- パスワードの問い合わせに対して tablab のパスワードを返答 -- 
 +put id_rsa.pub.any-uniq-name [Enter] 
 +quit [Enter] </code> 
 +    - ssh でクロノスに login し設定を行います。 
 +      <code> 
 +ssh tablab@133.6.107.213 [Enter] 
 +    -- パスワドの問い合わせに対して tablab のパスワードを返答 -- 
 +cd .ssh [Enter] 
 +cat ../id_rsa.pub.any-uniq-name >> Authorizedkeys [Enter</code> 
 +    これで自分の PC からクロノスに公開鍵認証でログインできるようになりました 
 +    (パスワードを尋ねられることグインきるようになりました)。 
 +  **<color #ed1c24>(一回だけ)</color>** クロノスに IP アドレスでなく名前でアクセスできるようにしましょう \\
     - c:\Windows\System32\Drivers\etc にある hosts をどこかにコピーする(例えば Documents)。     - c:\Windows\System32\Drivers\etc にある hosts をどこかにコピーする(例えば Documents)。
     - コピーしてきた hosts を編集する。ただのテキストファイルなのでノートパッドとかで編集できます。\\     - コピーしてきた hosts を編集する。ただのテキストファイルなのでノートパッドとかで編集できます。\\
       ファイルの末尾に\\       ファイルの末尾に\\
-      133.6.107.213      khronos tablab\\+      <code>133.6.107.213      khronos tablab</code>
       の様な行を追加します。最初の数字がクロノスの IP アドレスで、後ろに書いた単語(複数可)が、       の様な行を追加します。最初の数字がクロノスの IP アドレスで、後ろに書いた単語(複数可)が、
-      自分がクロノスにアクセスする時に使いたい名前です。好きに決めて下さい。\\+      自分がクロノスにアクセスする時に使名前です。好きに決めて下さい。\\
       ここに書いた例だと、khronos という名前でも tablab という名前でもアクセスできるようになります。       ここに書いた例だと、khronos という名前でも tablab という名前でもアクセスできるようになります。
     - 編集したファイルを元の場所に上書きで戻します。     - 編集したファイルを元の場所に上書きで戻します。
-  **<color #ed1c24>(PC起動ごとに一回だけ)</color>** Xサーバを起動しましょう。\\+  **<color #1c24ed>(PC起動ごとに一回だけ)</color>** Xサーバを起動しましょう。\\
     上に書いた Xサーバのロゴのアイコンをダブルクリックすると、3枚ぐらい各種確認の window が出てきます。     上に書いた Xサーバのロゴのアイコンをダブルクリックすると、3枚ぐらい各種確認の window が出てきます。
-    最初の2つは何もせず OK してしまって下さ。\\ +    最初の2つは何もせず OK してませんが、 
-    3枚目に「接続時に認証を行わない」という項目があってチェックが外れてます。これのチェックをれて下さい。 +    3枚目にあるDisable Access Control (接続時に認証を行わない)」という項目にはチェックを入れ下さい(起動時にはチェックれていない)。 
-     +  * **(実際にクロノスに接続する bash を起動する際毎回)** クロノスからの GUI 表示先を指定する環境変数を設定しましょう。\\ 
-   +    bash の CUI の中で、 
 +    <code> 
 +export DISPLAY=localhost:0 [Enter]</code> 
 +    と入力して下さい。これでクロノスで起動したプログラムの GUI ウインドウが自分の PC の画面に表示されるようになります。\\ 
 +    これができるは、先に起動したXサーバの助けがあるからです。 
 +  * ここまでで、準備は終わりです。bash でロノスにログインしましょう。その際 -Y オプション指定する必要が有ります。 
 +    <code> 
 +ssh -Y tablab@tablab [Enter]</code> 
 +    として、クロノスに接続します。tablab@tablab と書きましたが、@ の前の tablab はクロノスに登録さているユーザー名(id)です。 
 +    研究室で共通で使う id として tablab が設定されています。\\ 
 +    @ の後ろの tablab は自分がクロノスにつけた名前(host に設定した名前)です。 別の名前をつけていたらその名前にして下さい。 
 +    あるいはこれまでもそうしていたように IP アドレス(133.6.107.213) でも構いません。 
 +  * 後は好きなように、クロノス上で GUI があるプログラムを動かして下さい。 
 +    例えば bash の CUI の中で、 
 +    <code> 
 +2dXafsView [Enter]</code> 
 +    とすると、あいちSRのBL11S2でX線カメラを使って撮影した画像を解析するプログラム(2dXafsView)が動いて、その GUI が自分の PC 上に表示されるはずです。
  
  
howtoaccess.1680162826.txt.gz · 最終更新: 2023/03/30 07:53 by mtab