愛知県には「あいちシンクロトロン光センター(あいちSR)」という放射光利用施設があります。名古屋大学シンクロトロン光研究センター(名大SR研究センター)は、あいちSR建設のきっかけとなった小型放射光施設建設計画の提案母体として、あいちSRの設計や建設を支援しました。
現在、名大SR研究センターは、あいちSRの運転やビームラインの整備・運営の支援、あいちSRで実験を行うユーザーの支援、あいちSRと連携した企画の提案や遂行など様々な形であいちSRの活動を支援しています。
またあいちSRを支援する4大学連合(名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、豊田工業大学)の主幹校である名古屋大学の中で4大学連合としての具体的な活動を担う組織でもあります。
名古屋大学の近隣に放射光を利用できる施設があることは名古屋大学の研究者にとって大きなアドバンテージです。名大SR研究センターは、名古屋大学の研究者があいちSRを使用した研究を行う際直接的/間接的な支援を行います。名大研究センターがあいちSRを支援することも、あいちSRを利用する名古屋大学の研究者に対する支援の一環だと考えて活動しています。