tabuchi:verctrler
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| tabuchi:verctrler [2020/07/13 04:54] – [2. 使用例] mtab | tabuchi:verctrler [2020/07/13 09:45] (現在) – [3.3 ターゲット名のファイルが存在していなかった場合] mtab | ||
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| 行 8: | 行 8: | ||
| verCtrler で リンク/ | verCtrler で リンク/ | ||
| - | ===== - 使用例 ===== | + | ===== - ダウンロード ===== |
| + | |||
| + | * {{tabuchi: | ||
| + | |||
| + | | ||
| + | |||
| + | ===== - 使い方 ===== | ||
| + | |||
| + | ==== - 基本的な使い方 | ||
| verCtrler で、例えば、XafsM2 というプログラムのバージョン管理を行うことを考えます。 | verCtrler で、例えば、XafsM2 というプログラムのバージョン管理を行うことを考えます。 | ||
| 行 15: | 行 23: | ||
| ターゲットのこれまでのバージョンが、「ターゲット名 + 何か」(「何か」はなんでも良い)という | ターゲットのこれまでのバージョンが、「ターゲット名 + 何か」(「何か」はなんでも良い)という | ||
| 名前で保存されていたとします。 | 名前で保存されていたとします。 | ||
| + | * XafsM2 (但し XafsM2-20200710-1 へのリンク/ | ||
| * XafsM2-20200710-1 | * XafsM2-20200710-1 | ||
| * XafsM2-20200605-1 | * XafsM2-20200605-1 | ||
| 行 22: | 行 31: | ||
| これらは全て / | これらは全て / | ||
| どこかにまとめて置かれていることとします。\\ | どこかにまとめて置かれていることとします。\\ | ||
| - | そこで verCtrl を起動すると次のような window が現れます | + | このとき |
| ((管理対象のフォルダーや、ターゲット名を指定する必要が有りますが、それは後で説明します。))。 | ((管理対象のフォルダーや、ターゲット名を指定する必要が有りますが、それは後で説明します。))。 | ||
| {{ : | {{ : | ||
| - | これは上記5つのファイルと「XafsM2」という名前のファイルが存在し、管理対象になっていることを表しています。 | + | これは上記6つのファイルが存在し、管理対象になっていることを表しています。 |
| - | 今は、XafsM2 という名前(ターゲット名)のファイルが無かったので、 | + | また、XafsM2 |
| - | 日付(ファイルのタイムスタンプ)が最も新しいバージョンに対する リンク/ | + | (3行目、「XafsM2」の表示の右に「XafsM2-20200710-1」と表示され、4行目の先頭のチェックボタンにチェックが入っている)。 |
| - | もともと存在していた場合は変更されません。 | + | |
| + | この状態で、画面左端に並んでいるチェックボックスを押すと、 | ||
| + | XafsM2 からのリンク/ | ||
| + | これが、verCtrler の基本的な使い方です。 | ||
| + | |||
| + | ==== - GUI の詳細 ==== | ||
| + | |||
| + | 上に示した GUI 画面を順番に説明すると次のようになります。 | ||
| - | この画面を上から順番に説明すると | ||
| * 1行目: / | * 1行目: / | ||
| * 2行目左: ターゲット名は XafsM2 であることを示します。 | * 2行目左: ターゲット名は XafsM2 であることを示します。 | ||
| 行 41: | 行 56: | ||
| これは、この行に表示されているものが「ターゲット」であることと、 | これは、この行に表示されているものが「ターゲット」であることと、 | ||
| 実体は XafsM2-20200710-1 へのリンク/ | 実体は XafsM2-20200710-1 へのリンク/ | ||
| + | * ファイル名を書き換えて、リストの右の 「Rename」ボタンを押すとファイル名を変更できます | ||
| + | (この時、「ターゲット名」の部分まで変更してしまうと管理から外れるのでこのリストから消えてしまいます)。 | ||
| + | |||
| + | 上の例では、ターゲット名のファイル(XafsM2)がリンク/ | ||
| + | もし、ターゲット名のファイルが実体の場合には GUI 上では次のような表示になります。 | ||
| {{ : | {{ : | ||
| + | |||
| + | * 3行目: ターゲット名にリンク/ | ||
| + | * 3行目右端: | ||
| + | * 4行目以降のチェックボックスにチェックが入っていない(どれも XafsM2 という名前のリンク/ | ||
| + | |||
| + | などの点が、先程の例との違いです。 | ||
| + | ここで、3行目の「リンク化」というボタンを押すと、今のターゲット名のファイル(XafsM2)が、 | ||
| + | 『XafsM2-「今日の日付」-「通し番号」』という名前に変更され、XafsM2 はそのファイルへのリンク/ | ||
| + | 表示は次のようになります。 | ||
| + | |||
| + | {{ : | ||
| + | |||
| + | XafsM2 はリンク/ | ||
| + | 「リンク化」のボタンを押すのではなく、 | ||
| + | どれかのバージョンのファイルを選択した(チェックボタンを押した)場合も | ||
| + | | ||
| + | 次はその様な操作をした時の画面の例です。 | ||
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| + | {{ : | ||
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| + | ==== - ターゲット名のファイルが存在していなかった場合 ==== | ||
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| + | verCtrler 起動時にターゲット名のファイルが存在しなかった場合、 | ||
| + | 日付(ファイルのタイムスタンプ)が最も新しいバージョンに対する リンク/ | ||
| + | (ターゲット名のファイルがもともと存在していた場合は変更されません。) | ||
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| + | ===== - 設定 ===== | ||
| + | |||
| + | verCtrler が管理する対象のプログラムは config.cfg で指定します | ||
| + | (将来は GUI 上からも指定できるようにするつもりですが、現在は config.cfg で指定しておく必要があります)。 | ||
| + | |||
| + | config.cfg の例を次に示します。 | ||
| + | ほとんど自明ですが、1行が一つのターゲットの指定になっています。 | ||
| + | 行の先頭の " | ||
| + | 区切りはスペース区切りです。 | ||
| + | |||
| + | 「管理対象ディレクトリ/ | ||
| + | あるいは、同じ XafsM2 でも、Qt5.14.2 使用版と、Qt5.12.4 使用版が別のフォルダにあるなら、 | ||
| + | それを二つ別のターゲットとして書いて構いません | ||
| + | (逆に、2つのフォルダにまたがって存在しているファイルをまとめて管理することは今はできません)。 | ||
| + | |||
| + | |||
| + | <file text config.cfg> | ||
| + | # | ||
| + | # Config File :: version Controler | ||
| + | # | ||
| + | # 2020.07.10 M. Tabuchi | ||
| + | # | ||
| + | |||
| + | Target XafsM2 | ||
| + | Target testProg | ||
| + | Target testExe | ||
| + | Target colorManager | ||
| + | Target test2exe.exe | ||
| + | Target test3exe | ||
| + | </ | ||
| + | |||
| + | |||
tabuchi/verctrler.1594616082.txt.gz · 最終更新: by mtab
