STARS サーバに Debugger という名前で telnet 接続した時の作業を行いやすくするため GUI を提供する wrapper プログラムです。 STARS のクライアントプログラムを作成しているときのバグ取り作業や、新しく導入したクライアントの動作の確認などに役立ちます。
SDebug には以下のような特徴が有ります。
STARS には、同じ名前のクライアントが二つ接続できません。そこで、SDebug は複数接続できるように、Debugger, Debugger1, Debugger2,… などの名前を選んで STARS に接続できるようになっています。しかし公式に配布されている STARS サーバには、メッセージモニタ用の「Debugger」は1つしかありません。そこで、Debugger1, Debugger2,… 等の名前で接続する場合、STARS サーバ側に変更が必要です。 具体的には takaerv (STARS サーバの本体。perl のプログラムでテキストファイル)の下記の行の下に、
takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger'}){ takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger'};
次の様な行を追加し、
takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger0'}){ takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger0'}; takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger1'}){ takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger1'}; takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger2'}){ takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger2'}; takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger3'}){ takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger3'}; takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger4'}){ takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger4'};
さらに、takaserv-lib フォルダ/ディレクトリの中にある、Debugger.key をコピーして、Debugger1.key, Debugger2.key… を作ると Debugger 以外に Debugger1, Debugger2,… の様な名前でデバッグ接続が可能になります。