====== SDebug : STARSモニタープログラム ======
===== - 概要 =====
STARS サーバに Debugger という名前で telnet 接続した時の作業を行いやすくするため GUI を提供する wrapper プログラムです。
STARS のクライアントプログラムを作成しているときのバグ取り作業や、新しく導入したクライアントの動作の確認などに役立ちます。
===== - ダウンロード =====
* {{ :tabuchi:sdebug-pack-20231204.zip |実行ファイルのパッケージ}} (Windows版, 64bit版, 2023.12.04)
* {{ :tabuchi:sdebug-pack-20200528.zip |実行ファイルのパッケージ}} (Windows版, 64bit版, 2020.05.28)
* {{ :tabuchi:prog:sdebugpack-20150617.zip |実行ファイルのパッケージ}} (Windows版, 2015.06.17)
===== - 特徴 =====
SDebug には以下のような特徴が有ります。
- STARSサーバとの接続、サーバとクライアントの間でやり取りされるメッセージの、サーバを通じたメッセージの送信、等を GUI を通じて行えます。
- 表示されるメッセージはメモリが許す範囲で可能な限り過去まで遡れます。
- サーバを通じて送ったメッセージは記憶され、再送が可能です。
- 2015.6.17 : ひとつ前のバージョンから、STARS サーバの listnodes コマンドを利用して、STARS サーバが認識しているドライバの一覧を取得し、コマンド送信の際の送信先をその一覧から選べるようにした。その際、ノード名の取り扱いを忘れていて、例えば simmotor.ch0 GetValue というコマンドの送信ができなくなっていた。この点の修正。\\ 現在の動作は以下の様になっている
- Dev. [simmotor] Ch. [空欄] Cmd. [pm16c01 GetValue] -> 実際の送信 [pm16c01 GetValue] (pm16c01 が Dev. のリストにある場合)
- Dev. [simmotor] Ch. [空欄] Cmd. [simmotor.ch0 GetValue] -> 実際の送信 [simmotor.ch0 GetValue] (一つ前のバージョンではこれができなかった)
- Dev. [simmotor] Ch. [空欄] Cmd. [GetValue] -> 実際の送信 [simmotor GetValue] (送信先デバイス名が無いので、Dev. 欄のデバイスを送り先にする)
- Dev. [simmotor] Ch. [ch0] Cmd. [GetValue] -> 実際の送信 [simmotor.ch0 GetValue] (Ch. の指定があるので、これを送信先に追加する)
- Dev. [simmotor] Ch. [ch0] Cmd. [pm16c01 GetValue] -> 実際の送信 [pm16c01 GetValue]
===== - 注意(STARSサーバの拡張) =====
STARS には、同じ名前のクライアントが二つ接続できません。そこで、SDebug は複数接続できるように、Debugger, Debugger1, Debugger2,... などの名前を選んで STARS に接続できるようになっています。しかし公式に配布されている STARS サーバには、メッセージモニタ用の「Debugger」は1つしかありません。そこで、Debugger1, Debugger2,... 等の名前で接続する場合、STARS サーバ側に変更が必要です。
具体的には takaerv (STARS サーバの本体。perl のプログラムでテキストファイル)の下記の行の下に、
takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger'}){
takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger'};
次の様な行を追加し、
takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger0'}){
takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger0'};
takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger1'}){
takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger1'};
takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger2'}){
takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger2'};
takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger3'}){
takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger3'};
takaserv: if(defined $PerlSvc::Node{'Debugger4'}){
takaserv: my $handle=$PerlSvc::Node{'Debugger4'};
さらに、takaserv-lib フォルダ/ディレクトリの中にある、Debugger.key をコピーして、Debugger1.key, Debugger2.key...
を作ると Debugger 以外に Debugger1, Debugger2,... の様な名前でデバッグ接続が可能になります。
===== - 旧バージョン =====
* {{:tabuchi:sdebug-pack-20200226.zip|実行ファイルのパッケージ}} (Windows版, 64bit版, 2020.02.26)
===== - 履歴 =====
- 2015.6.5 公開を開始しました。
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