目次

q4ps : MLCF法でのデータ解析プログラム

1. 概要

MLCF法で紹介している、XAFS(XANES)データ解析を具体的に実行するプログラムです。
MLCF法 / q4ps 使用に当たっての Tips 的なこと

本来、MLCF法自体は単独のXANESスペクトル解析にも使えるものですが、q4psは2次元のマッピングデータに特化していることや、そのデータフォーマットとしてAichiSRのBL5S1, BL11S2での測定データを想定しています。

テキストデータで、「X座標、Y座標、値、(I0)」の形の行が並んでいるようなデータなら、 ヘッダに数行補助的な情報を追加してもらえれば読み込めます。

機能追加や特定のデータへの対応などのご要望がある場合にはご連絡下さい。

2. ダウンロード

3. 特徴

q4ps には以下のような特徴が有ります。

  1. MLCF法でXAFS(XANES)データ解析ができます。
  2. 標準として使うスペクトルを4つ指定できます(4成分混合までの解析が可能。5成分以上が必要ならご連絡下さい)。
  3. 単独で測定された(9809フォーマットの)XAFS(XANES)データに対して、通常のLCF法での解析や、 MLCF法での解析またそのバリエーションでの解析などを行い、当該のデータに対してMLCF法を適用することの妥当性が検討できます。
  4. 検討の補助になる何種類かのグラフを表示できます。
  5. 吸光度の2次元測定を行ったデータを、エネルギーを変えて複数用意すると2次元のMLCF解析が簡単にできます。
  6. 入力となる2次元の吸光度マップ、解析結果として得られた各種の量の2次元マップを表示することができます。
  7. 解析結果として得られるのは、対象元素の価数、総吸収量、各状態の比率、各状態の吸収量、バックグラウンドのラインです。
  8. 上記の各結果を選択してファイルに保存できます。

4. その他の情報

履歴

  1. 2019.1.8 : 公開開始

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