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tabuchi:hipic2stars

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tabuchi:hipic2stars [2020/06/24 14:20] – [4. 使用法] mtabtabuchi:hipic2stars [2020/07/13 08:37] – [5.1 そのままコマンド] mtab
行 1: 行 1:
-====== HiPic2Stars ======+====== HiPic2Stars (編集中)======
  
 ===== - 概要 ===== ===== - 概要 =====
  
 浜松ホトニクスのカメラを Stars から制御できるようにする仕掛けの一部です。 浜松ホトニクスのカメラを Stars から制御できるようにする仕掛けの一部です。
 +
 浜松ホト二クスのカメラは、同じく浜松ホト二クスのプログラム HiPic からコントロールできます。 浜松ホト二クスのカメラは、同じく浜松ホト二クスのプログラム HiPic からコントロールできます。
  
行 102: 行 103:
 HiPic2Stars を起動すると右の図のようなウインドウが現れます。 HiPic2Stars を起動すると右の図のようなウインドウが現れます。
 {{ :tabuchi:mainwin.png?direct&400|}} {{ :tabuchi:mainwin.png?direct&400|}}
-  - 最上部は、には Stars の接続状況が表示され、接続をコントロールできます。\\ + 
-    IP  +  - 最上部は、には Stars の接続状況が表示され、接続をコントロールできます。\\ 
-    * Name On Stars : HiPic2Stars が Stars サーバに接続した時に名乗る名前です。 +    「Stars上での名前」「Keyファイル」「アドレス」「ポート」の欄には設定ファイルの 
-    * Key File Name +    Stars_IP, Stars_Key, Stars_IP, Stars_Port で指定した値が表示されているはずです。 
 +    * Stars上での名前 : HiPic2Stars が Stars サーバに接続した時に名乗る名前です。 
 +    * Keyファイル Starsサーバ側で使われるキーファイルは "「Stars上での名前」.key" で変更できませんが、 
 +                   その内容と突き合わせるローカル側のフィアルをここで指定します。 
 +                   HiPic2Stars.key 以外を使う理由は特に無いはずです。 
 +    * アドレス : Starsサーバの IP アドレスです。 
 +    * ポート : Starsサーバのポート番号です。変更されていなければ 6057 です。 
 +    * 接続 : このボタンでStarsサーバに接続したり切断したりできます。ボタンを押すとボタンに書かれている動作をします 
 +             (「接続」と書かれている時に押すと、Stars に接続し、「切断」と書かれている時に押すと接続が切れる。)。 
 +    * 状態 : Starsサーバとの接続状況を示します。 
 +  - 二段目は RemoteEx との接続状況、HiPic の起動状況が表示され、 
 +    RemoteEx との接続や HiPic の起動をコントロールできます。\\ 
 +    「アドレス」「CMDポート」「Dataポート」の欄には設定ファイルの 
 +    RemoteEx_IP, RemoteEx_CMD_Port, RemoteEx_Data_Port  で指定した値が表示されているはずです。 
 +     
 +===== - コマンド ===== 
 + 
 +HiPic2Stars の GUI 画面一番下の入力ボックスに入力するか、Stars 経由で HiPic2Stars にメッセージを送ると 
 +HiPic2Stars から RemoteEx にコマンドが送られたり、HiPic2Stars が何らかの動作をしたりします。 
 +コマンドには 3種類のコマンドが有ります。 
 + 
 +==== - そのままコマンド ==== 
 + 
 +RemoteEx が受け取るコマンドそのままのコマンドです。 
 +ただし、RemoteEx が受け付けるコマンドは、本当は 
 +  AppStart() 
 +  CamParamGet(Live,Exposure) 
 +の様に、 
 +  [コマンド名](パラメータ1, パラメータ2,...) 
 +という形をしています。 
 +この形は Stars のメッセージとすこし作法が違います。 
 +HiPic2Stars の画面下のボックスに入力する場合、あるいは Stars からメッセージを送る場合には、 
 +「カッコ」と「カンマ」を消して、スペース区切りにして下さい。 
 +  AppStart 
 +  CamParamGet Live Exposure 
 +の様な形になります。 
 + 
 +この形で使えるコマンドは、 
 + 
 +AppStart, AppEnd, AppInfo, CamParamInfoEx, \\ 
 +CamParamGet, CamParamSet, LutParamGet, LutParamSet, LutSetAuto, \\ 
 +AcqStatus, AcqStart, AcqStop \\ 
 +SeqStatus, SeqParamGet, SeqParamSet, SeqStart, SeqStop, \\ 
 +ImgIndexGet, ImgDefaultDirGet, ImgDefaultDirSet, ImgSave, ImgLoad, ImgDelete \\ 
 +CorParamGet, CorParamSet, CorDoCorrection, CamGetLiveBG \\ 
 +AcqLiveMonitor,  
 + 
 +があります。 
 + 
 +==== - 変形コマンド ==== 
 + 
 +HiPic2Stars が適宜解釈して、別のコマンド(場合によっては複数)を使って RemoteEx と更新し、 
 +結果を返すコマンドです。\\ 
 +RemoteEx が受け付けるコマンドは汎用的な形をしているものが多く、 
 +例えば、現在の露光時間の設定値を得るには 
 +  CamParamGet(Acquire,Exposuretime) 
 +などとしますが、これを専用のコマンドで 
 +  GetExposureTime 
 +とできると簡単です。 
 +この様なコマンドには次のものが有ります。 
 + 
 +  GetExposureTime 
 +  SetExposureTime 
 +  SetDefaultCaptureMode 
 +  IsBusy 
 +  Start 
 +  Stop 
 +  AcqAndSave 
 +  SetSavePath 
 +  SetBaseFileName 
 +  SetAddFileName 
 +  SetEnergy2FileName 
 +  SetFileType 
 +  SetImgOverWrite 
 +  CounterReset 
 +  CountStart 
 +  GetValue 
 +  SetTimerPreset 
 +  Raw 
 + 
 +これらは、それぞれどの様な動作をするか説明が必要なのですが... 
 + 
 +==== - その他のコマンド ==== 
 + 
 +最後に、RemoteEx にではなく、HiPic2Stars に対するコマンドが有ります。 
 + 
 +  ExConnect 
 +  ExDisconnect 
 +   
 +これら2コマンドは、RemoteEx に対する接続/切断 を指示するものです。 
 + 
 ===== - その他 ===== ===== - その他 =====
  
tabuchi/hipic2stars.txt · 最終更新: 2023/12/04 06:33 by mtab