目次

bCastListener

ブロードキャストされている情報のグラフ表示と、 ログファイルへの記録を行うプログラムです。

1. ダウンロード

解凍してできるファイルを全部同じ場所においたまま使って下さい。 bCastListener.exe が実行ファイルです。

2. 設定, 使い方

下記 config.cfg (zip に含まれていいるものと同じ)を編集して各ビームラインに必要な情報を拾うようにできます。
下の例では、'LOG_DIR' の指定で、 ディレクトリ/フォルダの区切り記号に '/'(スラッシュ) を使ってますが、 Windows 上で使う時は '\'(バックスラッシュもしくは円記号)を使って下さい。

zip に入っている、config-bpm.cfg は BPM 監視の例、config-curr.cfg は加速器電流/入射タイミング監視の例です。 名前は config.cfg に変えるか、

bCastListener -c config-bpm.cfg

の様に、コマンドラインオプションで指定して下さい。

config.cfg
## 
## bCastListener の設定ファイル
##   2020.6.25 by M.T.
## 
 
### データの流れているポート(監視するポート)
 
PORT       58000      # 58000 : BPM の値が流れているポート
                      # 59000 : 電流値、入射の情報が流れているポート
 
###
 
Line_end   NO         # NO, CR, LF が有効
                      # 今の所「59000:電流配信」は NO, 「58000:BPM配信」は LF
 
### (画面上、表示上の)Log を残す数。この数より古いものは消えていく
 
LOG_LIMIT   10000     #  3,600 :   1時間
                      # 10,000 : 約3時間分
                      # 20,000 : 約6時間分 現状では表示が遅くなって使えないかも
                      # 43,200 : 12時間
 
### Log を残すディレクトリ (無ければ作られる)。この場所は全 Log ファイルに共通
 
LOG_DIR "/home/tabuchi/Data/BPM-Log/"
 
### Use_Filter :: 1:データ表示(左上)にフィルタをかける, 0:かけない
 
Use_Filter 1
 
# RAW_V [id] [キーワード] [表示名] [表示フラグ] [単位] [logファイル名] [中心値] [グラフタイプ]
# 元データの指定
#    [id]          : PROC_V でフィルターを指定する際の ID 
#    [キーワード]    : 特定のブロードキャストを指定するキーワード
#    [表示名]        : 値の一覧表示に表示される名前
#    [表示フラグ]    : 表示フラグの初期値
#    [単位]         : 表示される単位名
#    [logファイル名]  : log を残す際のファイル名(のベース)
#    [中心値]         : グラフ表示で縦軸の中心に持ってくる値. 空白か NO なら指定なし
#    [グラフタイプ]   : POLY: 折れ線、STEP: 階段型
 
RAW_V 0 "S_BPM:V_28_AVG_MON" "28縦" 1 "mm"  "Log-BPM28v"  NO  POLY
RAW_V 1 "S_BPM:H_28_AVG_MON" "28横" 1 "mm"  "Log-BPM28h"  NO  POLY
RAW_V 2 "S_BPM:V_29_AVG_MON" "29縦" 1 "mm"  "Log-BPM29v"  NO  POLY
RAW_V 3 "S_BPM:H_29_AVG_MON" "29横" 1 "mm"  "Log-BPM29h"  NO  POLY
 
# PROC_V [タイプ] [RAW_V の ID] [RAW_V の ID] [表示名] [表示フラグ] [単位] [logファイル名] [中心値]
 [グラフタイプ]
# 加工データの指定
#    [タイプ]        : どんな加工の仕方をするか。 AVR:平均, DIF:差分, RAW:そのまま
#    [RAW_V の ID1] : 加工対象になる RAW_V の ID
#    [RAW_V の ID2] : 加工対象になる RAW_V の ID。RAW の場合でも指定する(但し無視される)。
#    [表示フラグ]    : 表示フラグの初期値
#    [単位]         : 表示される単位名
#    [logファイル名]  : log を残す際のファイル名(のベース)
#    [中心値]         : グラフ表示で縦軸の中心に持ってくる値. 空白か NO なら指定なし
#    [グラフタイプ]   : POLY: 折れ線、STEP: 階段型
 
PROC_V AVR 0 2 "縦-位置" 1 "mm"  "Log-V-Pos"  NO  POLY
PROC_V DIF 0 2 "縦-傾斜" 1 "mm"  "Log-V-Inc"  NO  POLY
PROC_V AVR 1 3 "横-位置" 1 "mm"  "Log-H-Pos"  NO  POLY
PROC_V DIF 1 3 "横-傾斜" 1 "mm"  "Log-H-Inc"  NO  POLY

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