tabuchi:dead-time-correction
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| tabuchi:dead-time-correction [2024/06/07 05:00] – [5. XafsM2 での数え落とし補正] mtab | tabuchi:dead-time-correction [2024/06/20 06:34] (現在) – [1.3 少し具体的に] mtab | ||
|---|---|---|---|
| 行 67: | 行 67: | ||
| の様に真のパルス数 $n_{\rm in}$ を推測することができる。これが数え落とし補正の基本になる。 | の様に真のパルス数 $n_{\rm in}$ を推測することができる。これが数え落とし補正の基本になる。 | ||
| - | <WRAP center | + | <WRAP center |
| | | | | ||
| ^ 全信号 | ^ 全信号 | ||
| 行 88: | 行 88: | ||
| これらの値を使って、 | これらの値を使って、 | ||
| \[ | \[ | ||
| - | 真のパルスレート = \frac{1}{1-\tau \times {\rm [総入力パルスレート(ICR)]}} {\rm [計測したパルスレート(SCA, | + | |
| \] | \] | ||
| の様に計算するのが一番素朴な数え落とし補正ということになる。 | の様に計算するのが一番素朴な数え落とし補正ということになる。 | ||
| 行 115: | 行 115: | ||
| の関係がある。 | の関係がある。 | ||
| - | <WRAP center | + | <WRAP center |
| | | | | ||
| ^ 全信号 | ^ 全信号 | ||
| 行 123: | 行 123: | ||
| この表を前段の表と統合すると次のようになる。 | この表を前段の表と統合すると次のようになる。 | ||
| - | <WRAP center | + | <WRAP center |
| | | | | ||
| ^ 全信号 | ^ 全信号 | ||
| 行 140: | 行 140: | ||
| - | <WRAP center | + | <WRAP center |
| | | | | ||
| ^ 全信号 | ^ 全信号 | ||
| 行 279: | 行 279: | ||
| 単に式の形が形式的に同じということを指摘しているだけ。念のため。)) | 単に式の形が形式的に同じということを指摘しているだけ。念のため。)) | ||
| ((もうひとつ念の為に書くと、ここまでで $N_{\rm in}$ と書いてきたものは ICR で、$n_{\rm out}$ は補正前の計測値、$n_{\rm T}$ は補正後の値ということになる。))。\\ | ((もうひとつ念の為に書くと、ここまでで $N_{\rm in}$ と書いてきたものは ICR で、$n_{\rm out}$ は補正前の計測値、$n_{\rm T}$ は補正後の値ということになる。))。\\ | ||
| - | => 実際にデッドタイムが大きい状況で測定して評価した結果から、現在ではタイプ4が選択されている。 | + | => 実際にデッドタイムが大きい状況で測定して評価した結果から、現在デフォルトではタイプ4が選択されている。 |
| ===== - $\tau$、$\tau_0$ を決める ===== | ===== - $\tau$、$\tau_0$ を決める ===== | ||
| 行 300: | 行 300: | ||
| \end{eqnarray} | \end{eqnarray} | ||
| と書ける。 | と書ける。 | ||
| - | 従って、$I_0$ に対する $N_{\rm in}$(いわゆる ICR) のグラフを | + | 従って、$I_0$ に対する $N_{\rm in}$(いわゆる ICR) のグラフを二次関数(ただし定数項なし) |
| \[ | \[ | ||
| | | ||
tabuchi/dead-time-correction.1717736438.txt.gz · 最終更新: by mtab
