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tabuchi:macosapp

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MacOS版の使用について

1. はじめに

2024年9月から一部のプログラムに関しては、Win版/Win64版だけでなくMacOS版の配布を開始しました。

MacOS版はMacOSのセキュリティー機能が働くので、例えばメール添付等で送ったzipファイルを解凍して そのまま走らせる、というようなことはできません。 web での配布も同じで、野良webページから持ってきた野良バイナリをそのまま走らせることは難しいようです。

正式には、Apple に認定をもらう、もっと言えば AppStore で公開する資格を満たせれば良いのですが、 一つには面倒ですし、もう一つには古いバージョンも全部時系列で残したまま公開するようなことはできなさそうです。

そこで、ここでは少し抜道的な方法になるのですが、 田渕が発信するあいちSR BL5S1関連の情報や配布物プログラムで公開している MacOS版の配布物を手元で動かす方法を紹介します。

2. MacOS版の配布物を手元で動かす方法

まずは一回ダウンロードしてダメ元で普通に実行してみて下さい。おそらくそのままでは実行できないと思います。

死屍累々、あまたの “mdrXAFS は壊れているため開けません。 ゴミ箱に入れる必要があります。” を経験して覚醒しました。 ひと手間、ダウンロード後に「ターミナル」からコマンドライン次の操作をしてください。 もしかしたら macOS のバージョンによってはこの操作は不要かも知れません(古いとOKで、多分どんどんセキュリティーがキツくなって厳しくなってると思われます)。

cd ~/Downloads (ここの Downloads は mdrXAFS.app をダウンロードして置いた場所の名前にしてください)
xattr -d com.apple.quarantine ./mdrXAFS.app

単純にダウンロードすると、「元のバイナリそのままではなく何か改造されたものだ」という認識になるようです。 「元と同じかどうか」はそのファイルの「拡張属性」を見て判断するようで、問題になる「拡張属性(com.apple.quarantine?)」を 消してしまうと OK になるみたいです。 その「拡張属性を消す」操作が、上記の “xttr -d …” です。

tabuchi/macosapp.1726849648.txt.gz · 最終更新: 2024/09/20 16:27 by mtab