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tabuchi:dead-time-correction

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tabuchi:dead-time-correction [2023/09/07 14:55] – [2.2 真のイベント数と、計測値、パルスカウント系の入力値の関係] mtabtabuchi:dead-time-correction [2023/09/11 07:19] (現在) mtab
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 装置に流れ込んでくるパルスがこの不感時間に当たってしまう確率は 装置に流れ込んでくるパルスがこの不感時間に当たってしまう確率は
 +((実際にはこの式が既に近似。パルスレートが$Nin$))
 \[ \[
    N_{\rm in} T \tau / T = N_{\rm in} \tau    N_{\rm in} T \tau / T = N_{\rm in} \tau
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 単に式の形が形式的に同じということを指摘しているだけ。念のため。)) 単に式の形が形式的に同じということを指摘しているだけ。念のため。))
 ((もうひとつ念の為に書くと、ここまでで $N_{\rm in}$ と書いてきたものは ICR で、$n_{\rm out}$ は補正前の計測値、$n_{\rm T}$ は補正後の値ということになる。))。 ((もうひとつ念の為に書くと、ここまでで $N_{\rm in}$ と書いてきたものは ICR で、$n_{\rm out}$ は補正前の計測値、$n_{\rm T}$ は補正後の値ということになる。))。
 +
 +実際にデッドタイムが大きい状況で測定して評価した結果から、現在ではタイプ4が選択されている。
  
 ===== - $\tau$、$\tau_0$ を決める ===== ===== - $\tau$、$\tau_0$ を決める =====
  
 $\tau$ や $\tau_0$ を決めるのは、$N_{\rm T}$、$N_{\rm in}$、$N_{\rm out}$ のどれか2つを $\tau$ や $\tau_0$ を決めるのは、$N_{\rm T}$、$N_{\rm in}$、$N_{\rm out}$ のどれか2つを
-測定して対応関係のグラフに対して、これまで出てきたどれかの式を使ってフィッティングを行ってパラメータである+測定して描かれる対応関係のグラフに対して、これまで出てきたどれかの式を使ってフィッティングを行ってパラメータである
 $\tau$ や $\tau_0$ を決定するという作業を行うことになる。 $\tau$ や $\tau_0$ を決定するという作業を行うことになる。
  
tabuchi/dead-time-correction.1694098518.txt.gz · 最終更新: 2023/09/07 14:55 by mtab