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BLC2 : Beam Line Controllerプログラム

概要

あいちSR BL5S1のオプティクスを始めとして、主にパルスモータでコントロールされている機器を コントロールするためのプログラムです。 ユーザーサイドでの利用はほとんど想定せず、ビームラインスタッフが使うための インターフェイスになっています。

パルスモータ等、接続される機器のコントロールは Stars を通して行うようになっています。 定義ファイル(BLC2.def)を書き換えることによって多様なビームラインやパルスモータの構成に 比較的柔軟に対応できます。

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2021.03.25 版の主な変更点

  1. GENERICPMS で使用できるユニット(PM)数が従来6だったのを10に拡張。
    これに伴って、画面レイアウトを「上段 PM0, 1, 2、下段 PM3, 4, 5」から「上段 PM0, 1, 2, 3, 4、下段 PM5, 6, 7, 8, 9」に変更。
    これまでどおりの定義ファイルでは画面が崩れる可能性あり。
    PMS は常に 10 (最大数を使う宣言)にして、不要な位置のユニットも UNITNAME “HIDE” のユニットとして定義するのがわかりやすい。
    (UNITNAME “HIDE” のユニットはこれ以外のパラメータの設定は不要)
  2. 従来モジュール(ミラー、分光器、…)単位の色設定を BASECOLOR で行うことができたが、
    UNITCOLOR でユニット単位の色設定にも対応した。

設定例 (2016版の例)

以下に定義ファイルを書き換えて実行した例を2つ示します。

二結晶分光器の両側に配された2つのミラーと3つの4象限スリットを持つ BL5S1 の光学系の制御用の設定。

湾曲結晶分光器とこの分光器を中心に回転する2θステージの制御用。

ここに置くのは、最新版をあいちSRの他のラインに導入するのを楽にするためです。

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