====== BLC2 : Beam Line Controllerプログラム ====== ===== 概要 ===== あいちSR BL5S1のオプティクスを始めとして、主にパルスモータでコントロールされている機器を コントロールするためのプログラムです。 ユーザーサイドでの利用はほとんど想定せず、ビームラインスタッフが使うための インターフェイスになっています。 パルスモータ等、接続される機器のコントロールは Stars を通して行うようになっています。 定義ファイル(BLC2.def)を書き換えることによって多様なビームラインやパルスモータの構成に 比較的柔軟に対応できます。 ===== ダウンロード ===== * {{ :tabuchi:blc2-qt5_14_12-64bit.zip | 実行ファイルのパッケージ }} (Windows版, Qt5.14.2, 2021.03.25)\\ * {{ :tabuchi:prog:blc2pack-20160129.zip | 実行ファイルのパッケージ }} (Windows版, 2016.01.29) ==== 2021.03.25 版の主な変更点 ==== - GENERICPMS で使用できるユニット(PM)数が従来6だったのを10に拡張。\\ これに伴って、画面レイアウトを「上段 PM0, 1, 2、下段 PM3, 4, 5」から「上段 PM0, 1, 2, 3, 4、下段 PM5, 6, 7, 8, 9」に変更。\\ これまでどおりの定義ファイルでは画面が崩れる可能性あり。\\ PMS は常に 10 (最大数を使う宣言)にして、不要な位置のユニットも UNITNAME "HIDE" のユニットとして定義するのがわかりやすい。\\ (UNITNAME "HIDE" のユニットはこれ以外のパラメータの設定は不要) - 従来モジュール(ミラー、分光器、...)単位の色設定を BASECOLOR で行うことができたが、\\ UNITCOLOR でユニット単位の色設定にも対応した。 ===== 設定例 (2016版の例) ===== 以下に定義ファイルを書き換えて実行した例を2つ示します。 {{ :tabuchi:prog:blc2-01.png?direct&300 |}} 二結晶分光器の両側に配された2つのミラーと3つの4象限スリットを持つ BL5S1 の光学系の制御用の設定。 {{ :tabuchi:prog:blc2-02.png?direct&300 |}} 湾曲結晶分光器とこの分光器を中心に回転する2θステージの制御用。 ここに置くのは、最新版をあいちSRの他のラインに導入するのを楽にするためです。 履歴 * 2014.7.1 : この Wiki ページでの公開を開始しました。 ------ 当 web ページとその下のページに関するお問い合わせ等ございましたら、[[連絡先|連絡先]]にご連絡をお願いします。 \\ [[start|田渕のページのルート]]