XAFS夏の学校(2013.8.29) 講演資料の一部 :
「蛍光XAFS測定」田渕雅夫
XAFS夏の学校(2014.8.29) 講演資料の一部 :
「蛍光XAFS法の基礎」田渕雅夫 (2013版をごく少し訂正)
蛍光法でのXAFS測定の主に原理の面の解説です。特に1章(「蛍光収量と吸収係数の関係」)にある、
蛍光法には色々限界があって「測定はできても正しくない」ことがあることを知ってもらいたいのが一番の目的です。
また続く章ではそうなる条件をできるだけ具体的に示したつもりです(「蛍光XAFS測定が適当となる範囲」)。
元が夏の学校での講義用ですので、話を聞かずにこの資料だけを見るとわかりにくいかもしれませんが、
蛍光収量の基本式の考え方や測定可能な濃度範囲など参考になる部分もあると思います。
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蛍光収量と吸収係数(μ(E))の関係。(一般に、蛍光収量スペクトルはμ(E)とは異なる!)
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蛍光収量がμ(E)の測定に代えられる条件
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蛍光収量測定に伴うノイズや妨害信号とその対策