absc
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absc [2018/12/06 07:58] – mtab | absc [2019/01/15 13:41] – mtab | ||
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- | ====== AbsC : 吸収量計算プログラム ====== | ||
- | XAFS測定を行う際、良いスペクトルを得るには試料を適切に準備する必要があります。 | ||
- | AbsC はその支援を行うプログラムです。 | ||
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- | 蛍光スペクトルのシミュレーションを行ったり、測定できる蛍光X線強度(カウントレート)を見積もることにも使えます。 | ||
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- | AbsC には以下のような特徴が有ります。 | ||
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- | - 測定対象を一般的な化学式で入力できます。 | ||
- | - 計算結果はエネルギーの関数としてその場で表示されます。 | ||
- | - Δμt = 1 になる試料重量が簡単に計算できます。 | ||
- | - Δμt を保ったまま吸収端直後の μt が指定した値になる試料重量を簡単に計算できます。 | ||
- | - 試料の厚さも同時に計算されます。 | ||
- | - 試料の蛍光スペクトルも表示されます。 | ||
- | - 蛍光スペクトルの計算には、励起エネルギー、検出器までの距離、空気の吸収、Alやその他のフィルターの効果が考慮されます。 | ||
- | - 2015.6.8 : 蛍光スペクトルの表示の際、あるエネルギーの入射光で構成元素が励起されるかどうかの判定に誤りがあった。\\ L1, L2, L3 吸収による励起が起こるかどうかの判定を、K, | ||
- | - 2015.7.2 : 蛍光スペクトルの計算に新しいデータべスを使うように変更。(Table2) | ||
- | - 従来、L線の蛍光分岐比は「それらしい適当な数字」だったが、各元素毎に固有の数字を持った。 | ||
- | - 従来、L線としては、α1, | ||
- | - 従来、L線はL3 が励起されれば、全ての蛍光線を表示していたが、L1, | ||
- | - 蛍光線の名前や強度等の表示が狭い領域に固まることが多かったので、表示のされ方を工夫した。\\ その一環として、例えば、画面上で見たとき Ka1 と Ka2が非常に接近して表示されるような場合、両者を統合して「Ka」として表示するようにした。それぞれの蛍光線に関する情報が欲しい場合には画面を十分に拡大すれば表示されます。 | ||
- | - 従来のデータべスを用いた表示を行いたい場合は、Table1 を選択すると表示されます。 | ||
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- | 履歴 | ||
- | - 2016.2.19 : Pb, Pd を正しく認識 | ||
- | - 2015.7.2 : 蛍光スペクトルの計算を新データべスに移行 | ||
- | - 2015.6.8 : 蛍光線の表示に関する小さなバグ修正 | ||
- | - 2014.7.1 : バグフィックス版。ひとつ前のバージョンでは「空気」のフィルタ効果を計算する際、「mm」単位で入力された値を、「cm」単位の数字と解釈していた可能性があります。 | ||
- | - 2014.6 : この Wiki ページでの公開に移行しました。 | ||
- | - 2014.6 : 蛍光スペクトル計算時に filter も指定できます。マニュアルを更新しました。 | ||
- | - 2014.3 : 蛍光スペクトルも計算するようになりました。マニュアルはまだ古いままです。 | ||
- | - 2014 : 公開を始めました。 |